「リンク先の AMP バージョンがインデックスに登録されていません」に対応したお話

何度かAMPに関する記事を書いてますが、AMP登録されている記事がエラーになっていました。

Search Consoleのエラーメッセージ

今回は、登録された記事がエラーになった原因と解決方法を書きました。

1. 「公開URLをテスト」を実行することでエラーが変わった

先ほどの画像の通り、「公開URLをテスト」というボタンがあるので押してみました。すると、エラーが変わりました。

「リンクされているURLは有効ですが警告があります」の表示例

2. 原因は画像のalt属性が2つあることだった

先ほどの画像にある通り、エラーが出たブログの記事に使った画像にaltが2つ付いていたことが原因でした。

指摘された箇所の表記(関係する箇所のみ表示)

alt="20190127041349" alt="Search ConsoleでのAMP推奨画像の検証結果"

修正した表記(関係する箇所のみ表示)

alt="Search ConsoleでのAMP推奨画像の検証結果" 

普段ははてなフォトライフでアップロードした画像を貼り付けてからaltを自分で書き換えるのですが、今回は元の自動付与されたaltを消し忘れていました。しかし、altが複数あってもいったんはAMP登録されるのですね。

3. altを修正してからインデックス登録リクエストを出したら、数時間で登録された

Search Console上ではエラーのままです。

Search ConsoleのAMPエラーメッセージ表示例

しかし、画面上にある「公開中のバージョンをテスト」をクリックしたところ、AMP登録されていると表示されました。

AMPテストによる判定結果の例

4. (ご参考) AMPテストサイト

今回初めて知りましたが、AMPページが有効かを確認するためのサイトがありました。

https://search.google.com/test/amp

AMP非対応のURLを入れてもエラーになります。

AMP非対応のURLをAMPテストで確認した結果の例

しかし、AMP対応しているページであれば判定してくれます。入力するURLはampがついていてもいなくても大丈夫です。

?amp=1をつけないURLでテストした結果の例

AMPテスト結果でAMP対応しているがURLに?amp=1が付いていない例

この場合は、AMPバージョンを表示するボタンをクリックすれば、正しい結果が得られます。

?amp=1をつけたURLでテストした結果の例

AMPテストによる判定結果の例

これは先ほどのSearch Consoleから確認した結果と同じです。

5. おわりに

Search Consoleではエラーが出ていても、実際は警告や登録済みなことがあり、AMP関係はまだわからないことが多いです。また何かわかったら追記します。