海外で買ったキーブレードレプリカを日本まで持ち帰る方法

先日アメリカに行ったのですが、こんなものを買いました。

KingdomHearts3-keybrade-fullsizeの写真

パッケージにはKingdom Hearts Ⅲとありました。どうやら2019/1/25発売のキングダムハーツ3 に合わせて、実寸スケールのキーブレードが販売されたようですね。

BestBuyのHP:キーブレードの商品紹介

(最初にSelect Countryというページが表示される場合はUnited Statesを選択してください)

子ども向けおもちゃにというか、自分がほしくて買いましたが、明らかにハンドキャリーケースには入りませんでした。

キャリーケースに入りきらないキーブレードレプリカ

ただし、最終的に自宅まで持ち帰ることができました。今回は、キーブレードに限らず、海外でハンドキャリーケースに入らないものを買ったときの持ち帰り方法を紹介します。

1. 自分で持ち帰る

持ち運べる重さ、サイズならばこれが確実です。また、費用も安いです。

個人的な感覚では、よほど日本人向けのお店でない限りは、海外のお店では包装してくれません。今回もお店で買うときに包装、配送について聞きましたが、にべもなく断られました。また、日本だと、購入したことを示すためにテープを貼ることが一般的ですが、それすら貼られませんでした。

なので、飛行機に預けた後破損しないように、十分な梱包をします。以下、預けるまでの方法を2つ解説します。なお、空港で預けるときはplease fragile tagと伝えるとよいです。「こわれもの注意」を意味するシールを貼ってもらうためです。

1.1 空港で梱包してもらう

空港によっては出発ロビーで梱包してくれるサービスがあります。例えば、こちらのSecure Wrapです。

Home - Secure Wrap - Baggage Protection Service

ただ、HPを見る限り料金が書いてありませんでした。wrapは無料で荷物のトレースもします、とあるので、梱包より他のサービス全体で料金が決まるのかもしれません。

私の場合、使った空港が非対応だったので、利用しませんでした。

1.2 自分で梱包材を探して梱包する

今回はこの方法を使いました。まず、Google mapで現在地付近にFedex Officeがあるかを探します。一番近い場所に行って、以下のように聞いてください。

Do you have a bubble wrap ? I’d like to cover my luggage. 梱包材(日本語で「プチプチ」)は売ってますか?自分の荷物を保護したいのです)

通じない場合は、Googe画像検索などでbubble wrapで出てきた画像を見せながら言えば何とかなります。ちなみに、私はpacking materialと言ってみましたが通じず、「プチプチ」の画像を見せました。

売っていれば奥から出してきてくれます。10mくらいで12$でした。

次はガムテープとはさみです。これはスーパーを探すのがよいです。場所によりますが、例えば以下のスーパーの名前を地図上で検索してみてください。

Target

Target : Expect More. Pay Less.

CVS

https://www.cvs.com/

welgreen

Walgreens. Trusted Since 1901.

いずれも大きなスーパーで、食品、日用品が売っています。もしかしたら梱包材もあるかもしれません。今回利用したwelgreenにはありましたが、Fedexよりも薄かったです。

(補足) Chrome ver70以上でアクセスすると、リダイレクト多数などの理由でChromeがサイトを表示しない場合があります。

これで梱包に必要な資材を揃えることができました。

2. 配送してもらう

持ち帰らないので楽ですが、費用はかかります。また、いくつかの方法があるので、分けて説明します。

2.1 店舗で日本への配送可否を確認し、可能なら配送してもらう

たとえば、以下のように店員さんに聞いてみてください。"Stuff"は持ち物とか商品全般を意味する言葉ですが、もちろんそのときの対象物に置き換えて問題ありません。

Could you send my stuff to Japan? (これを日本に送ることはできますか?)

日本人が集まる有名店ならば、配送伝票を準備してくれるかもしれませんが、あまりないと思われます。

2.2 配送代行サービスを利用する

海外の住所にしか発送されない商品を、日本に送ってくれるサービスがあります。たとえばmall tailです。

総合TOP|個人輸入代行、海外発送サービス【malltail】公式サイト

「お客様ご自身が購入した」米国・韓国・ヨーロッパの通販商品やお荷物を「malltailスタッフ」がお客様に代わり受取り、商品の破損や間違いがないか「検品」し、米国・韓国・ヨーロッパから日本へ「割安な法人契約料金」で「安心の配送保険つき」の国際宅配便でお届けします。簡単な会員登録(無料)と配送申込で、ご利用いただけます。もちろん、米国・韓国・ヨーロッパに在住の方が、日本のご家族・ご友人にお荷物を発送する場合などにもご利用いただけます。 購入代行サービスと異なり、商品の購入はお客様ご自身で行っていただくため商品代金に対する手数料がかからず、海外配送代金のみの割安な料金のみでご利用が可能です。

引用元:malltailの概要紹介ページ

以前使ったことがあるので、少し説明します。malltailではアカウントを作ると、アメリカ、ドイツ、韓国での現地 配送場所の住所が割り当てられます。

店舗または海外通販ではこの住所を入力して、同時にmalltailのログイン画面から、商品情報を入力します。

すると、商品はいったんmalltailの管理する倉庫に届き、そこからクロネコヤマトの空輸便を経由して日本の自分の住所に届きます。

malltailの仕組み

引用元:海外発送代行(海外転送)サービス|個人輸入代行、海外発送サービス【malltail】公式サイト

手数料は荷物の大きさ、重さ、数で変わるので、こちらをご確認ください。

ちなみに、今回のキーブレードを通販注文してた場合、重量2ポンド程度なので30$くらいです。きちんと届きましたし、他社の宅配サービスよりも安かったので個人的にはお勧めです。

2.3 宿泊しているホテルで郵送できないか聞いてみる

通常の郵送料に手数料がかかりそうですが、気軽にできるとは思います。ただ、宅配便を調べると今回のサイズは配送料だけで100$程度かかるので、手数料を入れると割高なのは否めないです。

2.4 近所の郵便局を探して国際郵便にする

手段としてはありますが、一時旅行者にはハードルが高いのでお勧めしづらいです。 (私はハードル高くてやったことないです)

観光地のど真ん中にあればまだしも、離れた場所だと治安も気になりますし。できるだけ、1.1から2.3のどれかで対応することをお勧めします。

3. 帰国後の税関手続き

3.1 直接持ち帰った場合

税関申告書(機内で配られたものか、荷物受取場所に置いてあるものです)、パスポートと一緒に税関カウンターで荷物を見せ、中身を聞かれたら正直に答えるだけです。

そもそも聞かれても何も困りませんが、私の場合、手続きが長引かないでほしかったので、念のために、梱包前後の写真、レシートを準備しておきました。そのためか、すぐに済みました。

3.2 配送した場合

帰国後の税関手続きで渡す税関申告書には、以下のような記載があります。

税関申告書の別送品の記載

3. 別送品 入国の際に携帯せず、郵送などの方法により別に送った荷物(引越荷物を含む)がありますか? 「はい」を選択した方は、入国時に携帯して持ち込むものをB面に記入したこの申告書を2部、税関に提出して、税関の確認を受けてください。(入国後6か月以内に輸入するものに限る) 確認を受けた申告書は、別送品を痛感する際に必要になります。

今回は試せていませんが、海外で配送を選択すると手続きが必要となります。

4. キーブレードレプリカを入手するにはどの方法がよいか?

アメリカに行くことがあれば、梱包が少し面倒ですが、直接持ち帰りが無難と思います。一方、日本で通販で手に入れるにはmalltailがよいと思います。malltailは寸法制限(3辺のサイズが160cm以内)がありますが、今回のレプリカは送付可能範囲です。

ただし、海外のサイトによっては、代行会社の住所への送付を拒否する場合があります。BestBuyが拒否するかは未確認なので、直接ご確認ください。

5. おわりに

予定外に大きなものを買い、初めての対応でしたが、やれば何とかなるものですね。