小さい子どもがいると、ご飯を作る時間が取りづらいものです。同時に、辛いものが使えないなどの材料への制約もあります。今回はそれらを満たすようなレシピの例としてカルボナーラの作り方を紹介します。
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1. 材料
- パスタ(3-4人分)
- 牛乳 (100ml程度)
- スプレッタブルバター(大さじ1程度)
- とろけるチーズ(1枚)
- 白ワイン(100ml程度)
- ベーコン (200g程度)
- 卵(2個)
- マッシュルーム (2個)
- 玉ねぎ(1/2個)
- にんにく(小さいかけらを1つ)
- 残っていた炒め物(今回は小松菜とベーコンの醤油炒め)
- オリーブオイル(大さじ1程度)
(注1)
ここでの「子ども」は1才以上で離乳食を卒業している子を対象としています。好き嫌い、アレルギーなどは考慮しておりませんので、ご注意ください。
(注2)
ここでの残りものは、辛くないもので、肉と野菜が適度に入っていればわりとなんでも良いと思います。ただ、魚は合わないかもしれません。
2. 作り方
2.1. お湯を沸かす
まずは2リットル程度の水を鍋に入れて火にかけます。これが沸騰するまでにパスタソースの準備をします。2.2 材料を炒める(1) オリーブオイルを鍋にいれて火をつけます。玉ねぎを細切りにしたら、弱火〜中火くらいにします
(2) ベーコンは食べやすい大きさに切ったら、(1)に混ぜます
(3) にんにくはみじん切りにしながら時々(1)の鍋をかきまぜます
にんにくの表面の皮を向く時ですが、このように根元と先端を先に切ると早く剥くことができます。
(4) 残っていた炒め物を(1)に混ぜます
この時点で(1)の玉ねぎにはある程度火が通っています。ここで混ぜる炒め物は元々火が通っているので、このタイミングで入れました。
(5) にんにくを(1)に加えて10秒ほど炒めます
にんにくはみじん切りにしているので、スプーンなどですくうのは大変です。時間がないので、包丁の腹を使ってとります。
(6) バター、牛乳、白ワインを加えて10秒ほど炒めます
本来のカルボナーラは生クリーム(個人的には植物性ではなく純生クリームが好きです)を使いますが、生クリームは高いし他の料理に使いづらいので、バターと牛乳で代用しました。こんな感じになります。
ちなみに、バターは最近見つけた「スプレッタブルバター」というものを使いました。通常のバターより柔らかいので、すぐにすくうことができます。使った量は写真の通りです。だいたい大さじスプーン1杯程度です。
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2.3 パスタを茹でる
だいたいこの辺りでお湯が沸騰するので、パスタを鍋に入れます。麺の太さによりますが、1.6mm麺だとだいたい7-9分です。なお、お湯には1Lにつき10g程度の塩を入れておきます。2.4 卵を準備する
卵2個を割って、黄身と白身に分けます。私が教わった方法では黄身だけを使いますが、白身を使うレシピもあるようです。この辺は流儀というか好みもあるかもしれません。
次に、黄身を大きめのボールに入れます。本来ならばここで胡椒とパルメザンチーズを入れますが、子どもには胡椒の刺激が強いので使わず、パルメザンチーズはちょうど切らしていたので使えませんでした。
そこで、パルメザンチーズの代用として、とろけるチーズを使いました。適当に細かく切って卵に混ぜます。
2.5 使い終わった調理器具を洗う
卵の準備はすぐ終わるので、麺を茹でている間に包丁、まな板、その他のお皿を洗っておきます。こうすると、食事後の片付け時間を少しでも短縮できます。2.6 パスタを鍋からあけて、仕上げる
パスタが茹で上がったら、鍋から取り出します。取り出したら2.2(1)で使った鍋(色々な具材を炒めた鍋)にパスタを入れてかき混ぜます。ある程度混ぜたら、今度はこの鍋の中身を丸ごと2.4のボールに入れます。ボールに入れたら再度混ぜます。
最初にソースと混ぜることで麺に味をつけるためです。黄身とチーズを鍋にいれると、鍋の温度で卵に火が通ってぼそぼそしてしまうためです。黄身とチーズの入ったボールは常温なので、急いでパスタと混ぜれば、ほどよくチーズが溶けて黄身が絡まり、舌触りもよくなります。
2.7 盛り付ける
あとはお皿に盛り付けて完成です。大人用にはここで胡椒をかけてみました。
3. 終わりに
このパスタは胡椒を入れてないだけでなく、塩味も抑えています。子どもには気に入ってもらえたようで、おかわりのリクエストがありました。また、今回、作り始めてから盛り付けまで約25分かかりました。パスタの場合、お湯をわかす、パスタを茹でる、という時間がボトルネックになりますが、その間は片付けをしたり、別の料理に取り掛かることで時間を有効に使えると思いました。
あえて途中の行動までレシピの中に入れてみましたが、よかったらぜひお試しください!