以前、グアムでの親戚結婚式に参加することを書きましたが、今回は子どものパスポートを申請する準備と注意事項について書きました。
1. 子ども用パスポートは0歳から持てて、5年のみで、12歳までは費用が安くなる
20歳未満の場合、期間5年のパスポートしか申請できません。また、大人の5年パスポートは11000円かかりますが、12歳未満の場合6,000円で済みます。
20歳未満の方は有効期間が5年のパスポートの申請となります。 申請時に12歳未満の方はパスポートの手数料が減額されて、6,000円になります。
引用元:http://www.seikatubunka.metro.tokyo.jp/passport/guide/application/0000000363.html
0歳から持てるようです。0歳で作ったら4歳になる頃には写真で判別ができない気がしますが、ルールでは大丈夫のようです。
ちなみに、アメリカのHPを調べてみましたが、16歳未満は5年パスポートのみ、それ以上であれば10年パスポートを持てるようです。
https://travel.state.gov/content/travel/en/passports/apply-renew-passport/limited-validity.html
2. 申請に必要なもの
2.1 申請用紙
パスポートセンターに置いてある紙か、外務省HPで入力してから印刷します。HPからだと入力した結果を印刷するだけなので手書きの箇所が減ります。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/download/top.html
署名欄には、子どもの名前、および(父代筆)、(母代筆)と書きます。例えば、子どもの名前が日本太郎で父親が申請する場合は、
日本太郎 (父代筆)
と書きます。フリクションボールペンなど、後で消せるペンを使うと申請できないので、ボールペンを使ってください。
2.2 戸籍謄本
区役所、出張所で取得します。戸籍抄本は1人分の戸籍しか記載されません。戸籍謄本であれば家族全員が記載されていますので、謄本を取得しておくのがよいです。なお、謄本は返還されませんでした。
2.3 顔写真
3.5×4.5cmの写真を準備します。インスタント写真サービスで取ればサイズは問題ありませんが、子どもが椅子に座ってくれるかという問題があります。値段も7,800円はしますし。そこで、個人的には自分で撮影して加工する方法をお勧めします。
PhotoShopをお持ちの場合、以下の記事に沿って作れば印刷までできます。
たった30円!証明写真を自作する方法を徹底解説 | 人生は宇宙だ!
ところで、この手順の下の方にある「「移動ツール」を選択して、写真を印刷用のファイルにドラッグ。」は、私の環境 (PhotoShopCC2019)ではうまくいきませんでした。背景として作った画像を開いた状態で、ファイル / 開く により、加工した写真を開くと、背景の上に重ねることができます。
また、子どもの撮影をする時にシーツを敷いたりする必要はなく、なるべく単色の壁や床が背景になっていれば、あとで背景を切り抜けます。
自宅でプリントする場合、プリンターの設定で「ふちなし」を選択してください。
2.3 子どもの身分証
ここには、必要な身分証が記載されています。
未成年者がパスポート申請するときにも、1点ならば運転免許証、2点の組合せならば健康保険証と一緒に学生証(又は生徒手帳、母子手帳)等の本人確認書類が必要です。
子どもの場合、大抵持っているのは母子手帳と保険証だと思います。申請のときにこの2つを提示すれば問題ありませんでした。 申請のときに子どもが窓口に来ていなくても問題ありません。
申請する人が法定代理人(たとえば保護者)の場合、代理人の身分証も提示する必要があります。
免許証、パスポート、マイナンバーカード(通知書ではなく写真付きのカード)があれば1点でよく、健康保険証、年金手帳などは2点必要です。詳細はこちらを確認ください。
3. 注意すること
3.1 web画面で入力して申請用紙を印刷する場合、A4等倍になっていることを確認する
私の場合、プリンタ設定を正しくしたはずが、なぜか少し小さくなっていました。見かけ上はA4の紙に収まっているので気付きませんでした。 私の場合、パスポート申請用紙の基準の範囲内だったので使えましたが、印刷結果が気になる場合は、写真貼り付け欄の寸法が実際のサイズと合っているかで判断できます。
3.2 写真が小さすぎだと受け付けてもらえない
私は大丈夫でしたが、前に並んでいた人は写真に写っている顔が小さすぎて申請できませんでした。PhotoShopなどで加工する場合は、規定の範囲になるように注意が必要です。不安な場合、インスタント写真サービスを使うことをお勧めします。
3.3 写真は事前に切り取り、貼り付け不要
写真は受付でそのまま渡します。係りの方がその場でカット、貼り付けしてくれるからです。
4. 補足:受け取りには何が必要?
受付が完了した時にもらう引換証、発券代(6,000円)のみで大丈夫です。受け取りの際は身分証は不要とのことです。また、必ずパスポート対象者本人が窓口に一緒にいる必要があります。
5. おわりに
他の県はわかりませんが、東京都では申請から交付まで6日でした。私が行った新宿の窓口では60人以上待っていましたし、1/4に行ったときは100人以上の行列でした。これだけ混んでいても6日で交付できるのはすごいですね。 ひとまず無事に済んで良かったです。