【2019/1/27更新】2018/10版 Googleアドセンスポリシー、ガイドラインの分析から推測する審査基準


2019/1/27 サイト読み込み速度について、Page Speed Insightsのアルゴリズムが変わったことを追記しました

2018/12/30 誤字や読みづらい箇所を直しました。また、ここで紹介した基準への対応方法へのリンクを追加しました。


Googleアドセンス合格メールの画面

Googleアドセンスの審査に通りました。 アドセンスとは自分のブログに広告を掲載して収益を得る仕組みです。
ブログを続けるうちに、せっかくなのでと思って申請したのですが、審査基準が明確でないことから何をすればよいかわからず、とても時間がかかりました。アドセンス公式HPだけでなく、多数のアドセンス関係の記事を調べ、最終的に通ることができました。

子育てをしながら、あるいは仕事をしながらブログを書いている方はたくさんいらっしゃると思います。また、アドセンスの審査で困っている方も多いと思います。そこで、何回かに分けてアドセンスについて書いてみます。今回は、アドセンス概要と審査基準(推測)についてです。

推測した審査基準を元に、実際にはてなブログでやったことは、こちらを参照ください。

www.crossroad-life.info

1. Google Adsense(アドセンス)とは?

Googleアドセンスとは、自分のサイト(ブログ)に広告を掲載して収益を得る仕組みです。ブログに広告を掲載する仕組みは私の知る限り2パターンに分類できます。

私のブログは特定商品の紹介をすることがほぼないので、2は選択肢から外しました。1について、相対的に収益単価が高くて世界中で使われているということから、アドセンスを使ってみたいと思いました。
アドセンスを利用するには、以下の公式HPに記載の通り、Adsenseアカウントの開設、Adsenseアカウントを有効化、という2段階の手順が必要です。 support.google.com
Adsenseアカウントの開設は手順通りに進めればすぐに完了します。

(注)You Tube向けアドセンスにGoogleアカウントを使っている場合、アカウントアップグレードかキャンセル手続きなど、何らかの作業が必要のようです。<br>私は非該当なので詳細は把握できていませんが、「You tube アドセンス アカウント 重複」などで調べると、対応策が書いてあるサイトが出るので参考にしてください。

Adsenseアカウントを有効化、についても、申請手続き自体は手順通りに進めるだけなので特に難しくありません。申請手続きが終わると審査待ち画面になり、申請したブログが審査されます。審査が通れば、冒頭の画像がついたメールが届き、広告配信ができるようになります。

(補足1)審査の過程は、かつては「一次審査」「二次審査」と呼ばれていたようです。  <br>
(補足2)過去の記事を見ると、審査に通るとポップコーンを持った少年のイラスト付きメールが来ていたようです。最近変わったのかもしれません。

2. アドセンスのポリシーとガイドライン

公式HPで公開されているのは下記のガイドラインやポリシーのみです。 例えば、タバコ、アルコールに関するコンテンツには広告を掲載できない、などの定性的な基準は公開されています。しかし、審査に通過するには◯文字以上の記事を◯個書けばよい、のような定量的な基準は非公開です。

2.1 Adsense プログラムポリシー

HP内の内容から推測して、審査時だけでなく、承認後も遵守すべきポリシーです。また、ページ右側にも色々なカテゴリのリンクがあるのでご参考ください。

以下のポリシーは、すべてのサイト運営者様に遵守していただく必要があります。慎重にご確認ください。

引用元:support.google.com

2.2 アドセンスの参加要件

独自性の高いコンテンツであること、サイト内の操作が簡単であること、などが要件として書かれています。プログラムポリシーと同様に、ページ右側のリンクもご参考ください。
support.google.com
また、この中には「ユーザーの利便性に関するガイドライン」というリンクがあります。ここを見ると、どんなサイト構成が望ましいかが書いてあります。

2.3 ウェブマスター向けの品質に関するガイドライン

HP内の内容から推測して、プログラムポリシーと同様に、審査時だけでなく承認後も遵守すべきポリシーです。

ユーザーと広告主様の利便性を確保するため、AdSense プログラムに参加するサイト運営者様はウェブマスター向けの品質に関するガイドラインに準拠していただく必要があります。

support.google.com 非常に分かりづらいですが、このページはアドセンスとしてガイドラインを守ってください、という解説ページです。ガイドラインの具体的な方針は、上記のページ内の「ウェブマスター向けの品質に関するガイドライン」というページを確認する必要があります。

2.4 コンテンツポリシー 禁止コンテンツ

一言で言うと、子どもが見ても困らないようなコンテンツにしてください、とのことです。詳細はリンク先をご確認ください。 support.google.com
審査が通らなかった場合も、このURLの◯行目がおかしい、のような具体的な指摘はありません。以下は、私が以前承認されなかったときにGoogleから届いたメールの一部です。(不承認理由によって、他の内容が届くこともあります)

Google のポリシーに準拠していないサイト: お客様のサイトは、Google AdSense のプログラム ポリシーに準拠していないか、ウェブマスター向けの品質に関するガイドラインに準拠していないため、現時点では AdSense のお申し込みを承認できませんのでご了承ください。
次のヒントを参考に、サイトでのユーザーの利便性を高め、AdSense の要件を満たすようにしてください。 Google 広告を掲載するサイトでは、ユーザーに価値ある情報を提供することが重要です。サイトに掲載するコンテンツは、ユーザーが真っ先にアクセスしたくなるような、独自性と関連性の高いものにしてください。 自動生成されたページや独自のコンテンツがほとんどないページには、広告を掲載しないでください。 サイトは操作しやすい構成にして、ユーザーの利便性を高めることが重要で、クリック操作でページを移動して、探している情報を簡単に見つけられるようにする必要があります。

アドセンス審査に通るには、これらのポリシーやガイドラインに沿ったサイト構成、記事を書く必要があります。

3. アドセンスの審査方式(推測)

3.1 審査はほぼ自動で行われている

先ほど書いたポリシーやガイドラインを全て人間が判定するのは現実的に不可能です。また、申請から数時間で通った例があるため、審査プログラムによる自動判定が多くを占めていると思われます。
ご参考:

  • 2時間で通過した例

2018年版グーグルアドセンス審査に2時間で合格する方法! - HeyMileLab.

  • 9時間で通過した例

【2019年】アドセンス審査に9時間で通ったのでポイントを大公開|すみっこから

3.2 審査は減点方式

自動判定だとすると、プログラムには必ずロジックがあるので、何らかの審査基準が必ず存在します。下記の記事では、判定基準として興味深い考察をされています。作者さまも言われていますが、仮説という点にご注意ください。

そもそも加点方式ではなく、「減点方式」で審査されているのではないでしょうか。 Googleの内部基準に照らして、それと反するような要素を持っているブログを審査で弾いているのであれば、どれだけ長くやっているブログであってもその要素を排さない限り、落ちてしまうことになります。 逆に今回のように新規ブログが審査に通るケースは、(Googleの考えるブログとしての最低限の基準を満たした上で)「落とす理由がない」ために通過したと考えることができます。


引用:記事数4でもアドセンス審査を通過したことで浮かぶある仮説【雑記】 | 1176に火を入れる
もちろん、何らかの加点要素がある可能性もありますが、Adsensヘルプフォーラムで、記事数も内容も十分なのに審査に通らない、という方が多いことをみると、落とす理由がないと判断=減点方式を採用と想定されます。例えばこのような方式でしょうか。

「審査基準となる項目が20個あるとして、それぞれ点数が異なっている。各項目について審査プログラムで判定し、問題なければ点数を保持、問題あれば減点。100点満点のうち、90点以上を審査通過とする」

後述のように、必須コンテンツと明記されたプライバシーポリシーを入れなくても審査に通った例があることから、1項目でも未達だと不承認ということではなさそうです。また、何十もの良質な記事を書いても通らない例については、たとえば後述のHTML構造に問題があり、かつHTML構造の点数比重が高い場合、合格点に届かず、何度申請しても不承認となる、という可能性があります。

4. アドセンスの審査基準(推測)

公式のポリシー、ガイドラインを参考にし、私自身が審査を通過した経験から、審査基準を推測しました。内容は推測であり、絶対であることを保証するものではないのでご注意ください。

4.1 禁止コンテンツが入っていない

コンテンツポリシーに違反する記事が含まれていないことが必須と考えられます。該当する記事を書いてなければ問題はなく、近いキーワードをテーマとしている場合は以下のリンクを参考に「site:」演算子で公開記事を調べる方法があります。 support.google.com

4.2 著作権に違反する画像、動画を使っていない

公式のポリシーには以下の記載があります。

著作権法で保護されているコンテンツを含むページには、AdSense サイト運営者様がそれらのコンテンツの表示に必要な法律上の権利を有していない限り、Google 広告を表示することはできません。これには、著作権で保護されているコンテンツを直接掲載しているページ、著作権で保護されたファイルを提供しているページ、著作権で保護されたコンテンツを含むページへのリンクを掲載しているページが含まれます。

引用元:Adsenseプログラムポリシー

ここで言う「コンテンツ」とは、画像や動画も含んでいると考えられます。つまり、表示に必要な法律上の権利を有していれば使用は問題ないですが、そうでない場合はNGとなります。

アドセンスのガイドラインを見ると、著作権以外の権利については記載がありません。また、画像や動画の内容によって、著作権、肖像権、独占権などの様々な権利が絡むので、一律でこれならよい、と書くことが困難です。そのため、判断つけられず申し訳ありませんが、画像、動画をどうするかはブログ作成者の方のご判断にお任せします。


2018/12/30 追記 保証できないことは変わりませんが、私が申請した時の考え方は、こちらの記事の「2.2 画像や動画の引用方針を考える」に書きました。

www.crossroad-life.info


4.3 全てのコンテンツにアクセスできるようなサイト構成になっている

ウェブマスター向けの品質に関するガイドライン」には以下の記載があります。

サイト上のすべてのページが、検出可能な別のページからのリンクでアクセスできることを確認します。

すべてのリンクが実際のウェブページにアクセスできることを確認します。

また、アドセンス不承認メールでポリシー違反となった場合、このような記載があります。

サイトは操作しやすい構成にして、ユーザーの利便性を高めることが重要で、クリック操作でページを移動して、探している情報を簡単に見つけられるようにする必要があります。

このことから、ブログを構成する全てのページは、必ずどこかから到達できるようにすべきです。また、この要素によりグローバルメニューやカテゴリを設置すべき、という情報が多くなったと思われます。

しかし、ガイドラインから考えると、グローバルメニューやカテゴリがないとダメとは言えず、設置さえすれば基準を満たすとも言えません。たとえば、こちらの作者さまは4記事でアドセンス審査に通過していますが、グローバルメニュー やカテゴリはありません。 代わりに月間アーカイブがあります。

最速!?4記事でグーグルアドセンス通った話 - 旅の処方せん

実ははてなブログの場合、月間アーカイブを表示してもしなくても、かならず<ブログURL>/archive/2018/10 というURLが生成されます。そのため、「サイト上のすべてのページが、検出可能な別のページからのリンクでアクセスできること」を満たそうとすると、月間アーカイブは表示した方がよいと思われます。

また、この作者さまはカテゴリを使っていませんが、4記事全てが月間アーカイブからアクセスできることで、ガイドラインの基準を満たした可能性があります。

4.4 プライバシーポリシーが設置してある

公式で公開されているコンテンツポリシーには、プライバシーポリシーの記載を必須とする記述があります。
support.google.com 一方、審査に通った記事を調べると、設置しなくても通過した例があります。しかし、もし書かなくて審査に通っても、通過後は必須なので申請時に作るのがよいと思います。
文面は「アドセンス プライバシーポリシー」などでGoogle検索すると、作成方法を解説しているページが多数出て来ます。それらを参考にして作成するのが早いです。

4.5 全てのURLにおいて、サイトの表示速度が基準を満たしている

下記のガイドラインには、このような記述があります。

スピード: ユーザーは数秒しか待ってくれません。サイトの読み込み時間は可能な限り短縮しましょう。

support.google.com もう少し定量的に書いてあるサイトを見つけました。 www.ja.advertisercommunity.com Google 広告 Community Teamの以下の投稿によると、Webページの表示速度が1秒遅延すると、ページビューが11%低下、コンバージョン率は7%低下、顧客満足度は16%低下するそうです。この記事を読むと、全般的に表示速度をかなり重視していることがわかります。
広告を掲載したい企業にとって、これらが低下するサイトには広告を掲載したくないと考えても不思議はありません。そのため、表示速度も審査基準と考えられます。

サイト読み込み時間を測定するツールとして、「PageSpeed Insights」というツールがあります。ここに自分の記事のURLを入れると、100点満点でサイト速度をスコア化してくれます。改善点も書かれているので参考になります。
上記投稿によると、3秒以内が目標のようです。これに合っているかは不明ですが、私の場合は全記事が80以上になるようにしました。


2019/1/27追記 2018/11頃より、Page Speed Insightsのスコア判定基準が変わりました。上記の私の対応方針はPC向けで、モバイル側では何もしなくても90近く出せていました。しかし、新しい判定基準ではPC側はそのままで、モバイル側が30近くまで落ちてしまいました。

下記に対応基準を書いていますが、はてなブログで劇的にスコア改善するには、AMP対応しかなさそうです。

【2019/1/27 AMP検証結果追記】Page Speed Insightsの変更点一覧と、はてなブログでの対処方法 - CrossLife

新しい判定基準でのアドセンス申請を試していないので確証はありませんが、もし審査に落ちる場合はAMP対応を検討する方法があります。しかし、AMPのアルゴリズムも2019/1/15に変わったばかりで不安定なので、AMP対応は最後の手段の方がよいかもしれません。

【2019/4/8追記】はてなブログでAMP「推奨サイズより大きな画像を使用してください」の警告に対応する - CrossLife


4.6 全てのURLにおいて、広告表示サイズ以上の文字数にする

下記の広告配置ポリシー「価値の高い広告枠」には、このような記述があります。

広告や有料の宣伝用資料は、配信するページのコンテンツよりも多くなってはならないものとします。

support.google.com また、下記のヘルプページには、このような記述があります。

サイトに掲載されているテキストが少なすぎたか、サイトが「作成中」とみなされています。サイトに質の高いコンテンツを十分に掲載することで、有益なユーザー エクスペリエンスを提供して、ユーザーに最適な広告が配信されるようにする必要があります。

support.google.com このことから、各URLにおいて、テキストより広告の方が大きくなるとみなされないようにする必要があります。これは、一般的に広告だらけのページは記事として価値が低いと見なされ、広告主にとってマイナスとなるため、と予想されます。

この要素があるためか、アドセンスに合格するためのコツを書いた記事には、1つの記事について500文字以上、1000文字以上、1500文字以上が必要、という情報が多いのだと思われます。しかし、アドセンス審査でどんなサイズの広告を仮配置してテキスト量と広告サイズを判定しているかは不明です。
完全に主観となってしまいますが、自身の合格したブログの内容から、1000文字以上であればよいかと思います。

なお、はてなブログの場合、必ず<ブログURL>/about というページが自動生成されます。ここも審査対象となるはずなので、ある程度の文字数のプロフィールを書いた方がよいと考えられます。

4.7 画像が使われている場合、altタグに内容が書いてある

ウェブマスター向けの品質に関するガイドライン」には以下の記載があります。

alt 属性の説明をわかりやすく正確なものにします。


alt属性とは、画像の説明をするhtmlタグの要素です。はてなブログの場合、画像を挿入した後にこのようなコードが表示されます。

[f:id:Takyu:20180912150511j:plain]

ここで、plainの後に「:alt=<説明文章>」を追加しします。

[f:id:Takyu:20180912150511j:plain:alt=<説明文章>]

これで画像のaltタグに説明を追加できます。

ちなみに、アドセンスを使われているブログを調べると、altに説明文章がない場合がほとんどです。ただ、減点方式と考えると、不要な減点を避けるためにいれた方がよいと思います。

4.8 全てのURLが、HTML構造チェックしてエラーがない

ウェブマスター向けの品質に関するガイドライン」には以下の記載があります。

画像、動画、構造化データに関するおすすめの方法に沿って対応します。

「構造化データ」とはページの内容を整理したデータ形式です。こちらのページには構造化データの形式やガイドラインが記載されています。構造化データは機械的審査がしやすく、減点方式と考えて不要な減点を避けるために、エラーが出ないことが無難と考えられます。

構造化データの状況は、Google Search Consoleを使うことで確認できます。Search Consoleとは、自分のサイトがGoogle検索でどのように表示されるか、Webページのエラーがないか、モバイル向けか、などを確認することができるツールです。 Search Consoleの登録方法は、たとえば下記の記事がとてもわかりやすいのでご参考ください。

【はてなブログ】Google Search Consoleの導入方法を徹底解説! - tkd放浪記

Search Consoleを登録後、「検索での見え方」という中に「構造化データ」というリンクがあるので、ここをクリックするとエラーがあるかがわかります。なお、はてなブログの場合、固定ページを作るとエラーが出ます。エラーの解消方法は別記事で解説いたします。


2018/12/30追記

解消方法はこちらの「2.8.2 プロフィールページを「固定ページ」で作る場合、authorとupdatedを追記する」に記載してあります。

www.crossroad-life.info


4.9 サイトの運営が6ヶ月以上経過している

Adsenseへの参加要件というページには、以下のような記載があります。

一部の地域では、審査の対象となるには、サイトが 6 か月以上有効になっている必要がある場合があります。この措置は、広告ネットワークの質を維持し、Google の広告主様とサイト運営者様の利益を保護するためのものです。


ただし、アドセンス審査に通った方のブログを見て見ると、私も含めて運営6ヶ月以内で審査に通っている例が多数あります。「一部の地域」とあり、少なくとも私が申請した2018年の10月時点では、このルールは日本では適用されていない可能性があります。しかし、アドセンスの規約は急に変わるようなので、今後は不明です。

5. 審査との関係性が不明な項目

公式ポリシー、ガイドラインを元に、審査に通るコツ、としてよく言われている内容を検証してみました。ただし、ポリシーやガイドラインには定量的な数値はないので、◯記事以上書けばよい、とは言えません。ただ、情報がない以上、審査に無関係という証明もできないので関係性不明としました。

5.1 記事の数

Adsenseへの参加要件というページには、記事の数については書いてありません。そのため、広告が掲載できるだけのテキストを含んだ記事があれば問題ないと思われます。2017年の情報ですが、こちらの作者さまは5記事で審査を通過してますし、作者さま調査によると、3記事でも通過した例があります。

https://otakupapa.net/google-adsense-pass

また、私も7記事で通過(5記事で申請、7記事になった頃通過)しております。Googleや広告提供企業の立場で考えると、現時点でポリシーやガイドラインを満たした記事があることが優先と考えられます。記事の数は今後多くなると想定できるからです。
補足ですが、こちらの作者さまの記事は、アドセンス審査全般に広く調査をされていてとても参考になるので、一読をお勧めします。

5.2 PV数

Adsenseへの参加要件というページには、PV数については書いてありません。単純に考えるとPV数が多いサイトの方が広告掲載効果が大きいですが、一ヶ月のPVが数万のサイトでも審査に落ちている例があり、 一ヶ月でPV数十のサイトが審査に通っている例があります。

6. 終わりに

公式のポリシー、ガイドラインを元にして審査基準を推測すると、噂と一致しているものもあれば、そもそも噂ではほとんど聞かないものもありました。結局は推測なので真偽は不明のままですが、今回書き出した内容はポリシー、ガイドラインの記載を根拠としており、Googleや広告提供企業の立場で考えると妥当であると思われます。

ところで、「4. アドセンスの審査基準(推測)」で記載した内容は、実は記事が多いブログほど満たしづらくなります。なぜなら、運営期間が長いほどHTML構造のエラーが出やすくなりますし、altタグへの入力をしない場合もありうるからです。 実際、「アドセンス 審査 通過」のようなキーワードで調べると、出てくる記事は「たった◯記事でアドセンスに合格」のように、4-30記事の範囲で通過しているものばかりです。

冒頭にも紹介しましたが、次の記事(下記)では、はてなブログを使う場合の申請方法例を解説しました。審査で困っている方の参考になれば幸いです。

【2018年10月版】公式ポリシー、ガイドラインを読み込んで、はてなブログで7記事でアドセンス審査通過したときの準備まとめ - CrossLife