この記事は、以下の記事と関連しています。まずはこちらの一読をお勧めします。
【2019/1/27 AMP検証結果追記】Page Speed Insightsの変更点一覧と、はてなブログでの対処方法 - CrossLife
2019/1/14 更新:AMPの追加傾向を掲載しました
はてなブログでAMP(Accelerated Mobile Pages)に対応してから3週間が経ち、わかったことをまとめてみました。
- 1. アクセス数が一定以上でないとインデックス登録されない(=AMP対応されない)可能性がある
- 2. AMP対応したページを開いたとき、リンクマークをタッチすればオリジナルのサイトを表示できる
- 3. echo.jsは使えない
- 4. 記事を更新しても、インデックス再登録されないとAMP対応ページは更新されない
- 5. アドセンス広告は何も変更しなくても表示された
- 6. 終わりに
1. アクセス数が一定以上でないとインデックス登録されない(=AMP対応されない)可能性がある
Search Consoleを使い、このブログの記事を一通りインデックス登録リクエストしましたが、AMP対応ページしたのは下記2件のみでした。
海外で買ったキーブレードレプリカを日本まで持ち帰る方法 - CrossLife
【2019/1/27 AMP検証結果追記】Page Speed Insightsの変更点一覧と、はてなブログでの対処方法 - CrossLife
これらは他の記事と比べるとアクセス数が多いです。ほかに目立った違いが見つけられなかったので、AMP対応にはアクセス数が関係する可能性があります。
(2019/1/14 更新)
ブログの設定は変更していませんが、久しぶりに見たら対応件数が増えていました。
新たに増えたのは、この記事と以下2つです。
子どもが4歳になったころから服のサイズに困ってきて解決した話 - CrossLife
北海道森町のふるさと納税返礼品を使って、海鮮焼きそばを作りました - CrossLife
これらの記事はまだそれほどアクセス数はなく、焼きそばの記事は投稿日にインデックスされています。現時点では何が効くのか不明ですが、何か傾向がわかったら追記します。
2. AMP対応したページを開いたとき、リンクマークをタッチすればオリジナルのサイトを表示できる
ちなみに、スクショの通り、はてなブログのテーマが反映されません。これはAMPはCSSの書き方が特殊なためです。ざっと調べた限りでは、AMPに対応したはてなブログのテーマは見つけられませんでした。
3. echo.jsは使えない
AMPの決まりごとで通常のjavascriptが使えないためです。そのため、前回紹介したecho.jsを使って画像表示をさせると、AMP対応したページでは画像が表示されなくなります。
ただし、はてなブログ側がうまく調整してくれたおかげで、echo.jsを使わず通常の画像表示(img src=~を使う)をしていれば、自動的にAMP対応した時も表示されます。
前回の記事で解説した通り、echo.jsを使うとPage Speed Insightsのスコアは改善します。しかし、改善効果でいうとAMPの方が圧倒的に高いです。そのため、スコア改善を優先するならばAMP対応がよいです。
4. 記事を更新しても、インデックス再登録されないとAMP対応ページは更新されない
AMPの仕組み上、はてなブログを更新しただけではAMPとしてのページは更新されません。今回の場合、Search Consoleでインデックスリクエストを出したら、10分後くらいにすぐAMPとしてのページも更新されました。
5. アドセンス広告は何も変更しなくても表示された
アドセンス広告には一切手を加えてませんが、レスポンシブ広告ユニットやアンカー広告などはAMP対応ページでも表示されました。
6. 終わりに
元々は、Page Speed Insightsのモバイル側アルゴリズムが変わったことの対策として見つけたのがAMPでした。たしかに劇的に速度が改善することもわかりましたが制約も多いのが現状です。
最近時間が取りづらいのでいつになるかわかりませんが、制約の1つであるレイアウト崩れは少しずつ直していきたいと思います。